今年の夏にダラス・カウボーイズがトレーニングキャンプで象徴的なスターの入ったヘルメットをかぶる時、彼らは同時にエミー賞を受賞したこともあるシリーズ、“Hard Knocks（ハードノックス）”の20周年記念エディションの主役を飾ることになる。

『HBO Sports（HBOスポーツ）』と『NFL Films（NFLフィルムズ）』が制作する革新的ドキュメンタリーシリーズが帰ってくることになった。2日（金）、2021年版ハードノックスの密着対象として、カウボーイズが選ばれたことが発表された。彼らに焦点が当てられるのは2002年と2008年に続き、3度目のこととなる。

「カウボーイズは、NFLの歴史の中でも最も名高いフランチャイズの1つで、世界中のファンから強いリアクションを引き出すことができるチームです」とNFLフィルムズのバイスプレジデントでシニアコーディネートプロデューサーのケン・ロジャースは述べた。「何千万ものファンが彼らを愛していますが、一方で同じくらい多くの人が彼らを嫌おうとします。どちらの場合でも、カウボーイズが出れば人々はそれを見ます。だからこそ、彼らはハードノックスにぴったりなのです。“アメリカズチーム”の称号を得ているカウボーイズには今年、いくつか注目のポイントがあります。エキサイティングな1年の始まりとなるであろう舞台裏のストーリーに撮影許可を出してくださった（ジェリー）ジョーンズ氏と（マイク）マッカーシー氏にはいくら感謝してもしきれません」

2020年にけがに泣かされ、6勝10敗でNFC東地区3位に終わったカウボーイズは、雪辱を誓って2021年シーズンへ向かう。記憶に残るのは、第5週にクオーターバック（QB）ダック・プレスコットがその場でシーズン終了となる足首のけがを負った時のことだ。そのプレスコットが新契約をポケットに入れて、戻って来る。2021年のレギュラーシーズンにはけがを完治させて復帰する見通しだ。ヘッドコーチ（HC）のマッカーシーも2年目のシーズンを迎え、2020年に進路を外れてしまった船の軌道修正を図る。

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