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ジャガーズが1巡目指名のRBイーティーエンと契約合意

2021年07月20日(火) 10:58

ジャクソンビル・ジャガーズのトラビス・イーティーエン【AP Photo/John Raoux】

来週のトレーニングキャンプ開始を前に、ジャクソンビル・ジャガーズが2人目の1巡目指名選手であるランニングバック(RB)トラビス・イーティーエンとの契約をまとめた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話を元に現地19日(月)に報じたところによれば、ジャガーズがイーティーエンとの契約に合意し、イーティーエンは4年のルーキー契約にサインする見込みだという。

すべての1巡目指名選手の契約と同様、この契約にも5年目オプションが含まれる。

同じくジャガーズから1巡目指名を受けた選手であり、クレムソン大学のチームメイトだったトレバー・ローレンスと同様、イーティーエンの契約にもオフセット条項はなく、高額のサインボーナスが含まれるようだ。

新人には決まった報酬の枠があるため、エージェントに交渉できる余地はあまりない。通常はオフセットとキャッシュフローのみが交渉される項目であり、そのため、今は新人のホールドアウトがほとんど見られなくなっている。オフセット条項がないということは、ルーキー契約の終了前にイーティーエンがカットされ、どこか他のチームと契約を交わした場合、第2の契約によってジャガーズの支払い分が相殺されることはない。

ジャガーズはイーティーエンを全体25位で指名しており、このデュアルスレットのRBをバックフィールドでジェームズ・ロビンソンと並び立つ武器とする図を描いている。イーティーエンはこのオフシーズンに大部分をワイドレシーバー(WR)の役割を学ぶことに費やし、武器としての多様性を高めようと努力してきた。大砲から飛び出してきたかのようなスピードと勢いで、イーティーエンはジャガーズ攻撃陣において新人として爆発的なプレーメーカーになるはずだ。

問題はどれくらいのタッチをロビンソンから吸い取れるか、そして、ヘッドコーチ(HC)アーバン・マイヤーがイーティーエンをどれほどWRとして起用するかにある。来週にトレーニングキャンプが始まった際に注目すべきなのがそういった点だ。

イーティーエンの契約によって、まだ契約していない1巡目のルーキーは残り5名となった。全体2位のザック・ウィルソン(ニューヨーク・ジェッツ)、3位のトレイ・ランス(サンフランシスコ・49ers)、13位のラショーン・スレーター(ロサンゼルス・チャージャーズ)、14位のアライジャ・ヴェラタッカー(ニューヨーク・ジェッツ)、全体26位のグレッグ・ニューサム二世(クリーブランド・ブラウンズ)の契約がまだ完了していない。

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