パッカーズが6巡目指名権と引き換えにテキサンズWRコブを獲得
2021年07月29日(木) 09:29数日間にわたって予測されていた通り、ワイドレシーバー(WR)ランドール・コブがグリーンベイに戻ってくる。
グリーンベイ・パッカーズが2022年の6巡目指名権と引き換えにヒューストン・テキサンズからコブを呼び戻している。コブはかつて8シーズンにわたって活躍したチームでクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースと再タッグを組むことになった。『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地28日(水)に伝えている。
テキサンズはまた、このトレードを円滑に進めるべくコブのサラリーのうち300万ドル(約3億3,000万円)を支払う見込みだとペリセロはつけ加えた。
ペリセロはパッカーズがテキサンズとコブ獲得について話し合ったと火曜日に伝えていた。コブは2019年をダラス・カウボーイズで、2020年をテキサンズで過ごしている。
水曜日にコブはソーシャルメディアを通じてタイトルタウンことグリーンベイに戻る意向を示しており、同じ日にロジャースは記者会見の中でコブの帰還に喜んでいると話していた。
I’M COMING HOME! 💚💛 pic.twitter.com/qxSwkQo89f
— Randall Cobb (@rcobb18) July 28, 2021
「帰るぜ!」
10シーズンのキャリアを持つ30歳のベテランを獲得したことは、ロジャースとの関係性を改善しようとするパッカーズフロントオフィスの動きであると同時に、不調なところがあったコブにとってキャリア再生の一手となるかもしれない。
パッカーズとの最後の年にコブはキャッチ38回、383レシービングヤードにとどまっていた。これはルーキーシーズン以外で最低の数字だった。カウボーイズでは派手さには欠けるかもしれないが堅実な1年を過ごし、キャッチ55回で828ヤードをマーク。昨年はテキサンズでキャッチ38回、441ヤードを記録した。
ロジャースのパスを受けていた8年間で、コブはキャッチ470回、5,524ヤード、タッチダウン41回をマークしていた。
また、パッカーズは身体検査の結果次第でベテランのオフェンシブタックル(OT)デニス・ケリーと契約する見込みだとペリセロは報じている。ケリーは昨シーズン、テネシー・タイタンズですべての試合に先発していた。
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