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シーズン中にはQBアレンとの契約交渉をしないとビルズGMビーン

2021年08月03日(火) 13:05


バッファロー・ビルズのジョシュ・アレン【AP Photo/Jeff Roberson】

バッファロー・ビルズのクオーターバック(QB)ジョシュ・アレンは近いうちに契約を完了することに気をもんでいない。

ジェネラルマネジャー(GM)ブランドン・ビーンが来るシーズン中は契約延長に取り組まないと明かしており、2021年シーズン前に新契約の決着がつかなければアレンとの話し合いは先送りになるという。

「ジョシュと私はその件について足並みをそろえている」とビーンは『Associated Press(AP通信)』に話した。

「シーズン中の交渉はない。どこかの時点でポーズボタンを押すだろう」

アレンは先週土曜日に、新契約については「まったく気をもんでいない」と『NFL Network(NFLネットワーク)』のキム・ジョーンズにコメントしている。

少なくとも今年合意に至ることを望んでいるビーンにとってはもう少し議論すべき話題ではあるものの、シーズン開始前に何らかの結論に行きつかないのであれば中断するという姿勢は確固たるものだ。

「すぐに分かるだろう。今は8月だから、成立するか、遅らせて2022年にもう一度やるかはこれから数週間で決まる。今年何かが達成できればと思っている。しかし、そうでなくてもわれわれはエキサイトしている。ジョシュもそれは分かっている。彼と私はこの春と夏にそれについて素晴らしい会話をしてきた」とビーンは語った。

現AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)東地区チャンピオンで、AFCカンファレンスチャンピオンシップのファイナリストだったビルズは、現地9月12日(日)にピッツバーグ・スティーラーズと戦うことになっている。

2018年NFLドラフトの全体7位で指名されたアレンは2020年にその才能を爆発的に開花させ、フランチャイズ記録であるタッチダウンパス37回を記録した。昨年のアレンはパスで4,544ヤード、ランで421ヤードとタッチダウン8回をマークし、ビルズを13勝3敗とAFCチャンピオンシップ戦へと導いている。

ビルズはアレンの5年目オプションを有効にしており、今のところアレンは2022年末までビルズでプレーすることになっている。これから数週間でその状況は変わるかもしれないが、ビーンによれば、それが成立しなくても2022年に再び話し合いが行われるとのことだ。

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