ベテランOLルーニー、ジャイアンツとの契約から1週間足らずで引退を決意
2021年08月05日(木) 15:23オフェンシブライン(OL)ジョー・ルーニーのニューヨーク・ジャイアンツでの仕事は1週間ともたなかった。
現地7月31日(土)にビッグブルーと契約したルーニーが、水曜日に引退を決意している。
ルーニーの代理人であるアンディ・ロスは『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロに対し、ルーニーが自身の体力の限界に気づいた時点で日没に向かう時が来たのだと語っており、次のように述べた。
「ジョーはいつも、自分の体が思うように反応しなくなったら、それが身を引く時だと感じていたんだ。彼はジャイアンツと攻撃コーディネーター(OC)のジェイソン・ギャレットにあまりに多くの敬意を払っているから、引退しない訳にはいかないのだ」
『ESPN』がこのニュースを最初に報じた。
ルーニーの引退はジャイアンツの練習中の大げんかに続くもので、これは結果的にヘッドコーチ(HC)ジョー・ジャッジからチーム全体に処分が下されることになったのだが、ガラフォロはそのこととルーニーの決断は関係ないと伝えている。
2012年にウェイクフォレスト大学から4巡目でサンフランシスコ・49ersに指名されたルーニーは、ベイエリアで3年間過ごした後2015年にテネシーで1シーズンを過ごした。それからダラス・カウボーイズに入団して5シーズン、32試合に先発出場。そのうち4年間は、当時カウボーイズのヘッドコーチであったギャレットの下で過ごした。
2020年にはカウボーイズで12試合に先発出場している。
ガード(G)のシェイン・レミューが膝の負傷でダウンした後、30歳のルーニーは週末にジャイアンツと契約した。ルーニーはジャイアンツでの短い在籍期間中、ほとんどセカンドチームのスナップを受けていたと伝えられているが、引退を決断する前にはクオーターバックのダニエル・ジョーンズと共に何度かファーストチームでレップスをこなしていた。
【RA】