ジミー・ジョンソンは現地7日（土）、正式にプロフットボールの殿堂入りを果たす予定だ。また、これに続いてダラスでも殿堂入りすることになっている。

カウボーイズのオーナーであるジェリー・ジョーンズは木曜日、『FOX（フォックス）』で放送されるホール・オブ・フェイム・ゲームのプレゲームショーにおいて、元カウボーイズのヘッドコーチ（HC）ジョンソンがリング・オブ・オナーに迎えられることを本人の傍らで発表した。

ジョーンズはジョンソンのことを指して「フランチャイズの歴史に貢献したこの人物を認めないわけにはいかない」と語った。「彼はリング・オブ・オナーに迎え入れられるだろう」

ジョンソンは1989年から1993年までの5シーズンにわたってカウボーイズのヘッドコーチを務め、レギュラーシーズンの成績は44勝36敗、スーパーボウルではチームを2回優勝に導いた。ジョーンズは1989年にチームを買収した後、ジョンソンを採用。ジョンソンはカウボーイズの伝説的な初代HCトム・ランドリーの後を継ぎ、当時まだ駆け出しだったチームを立て直した。そして ジョンソンは2020年プロフットボール殿堂入り候補者に選出され、土曜日に正式に殿堂入りすることになったのだ。

なお、リング・オブ・オナーへ迎え入れられる時期はまだ発表されていない。

ジョーンズがジョンソンに直接ビッグニュースを伝えたのは、これまでもよく取り上げられてきた2人の間の歴史を踏まえればことさら特別なことだ。ジョンソンのダラスでの任期は、連続してスーパーボウルに出場した後2人が相互に別れを告げるという苦い結末を迎えていた。2人は険悪な関係を修復したものの、このニュースを聞いたジョンソンはブラックジョークでそれに応じている。

「私が生きている間に？」とジョンソンは笑った。

ジョンソンは、ボブ・ヘイズ、ボブ・リリー、チャック・ハウリー、クリフ・ハリス、チャールズ・ヘイリー、ダレン・ウッドソン、ドン・メレディス、ドン・パーキンス、ドリュー・ピアソン、エミット・スミス、ギル・ブラント、ラリー・アレン、リー・ロイ・ジョーダン、メル・レンフロ、マイケル・アービン、ランディ・ホワイト、レイフィールド・ライト、ロジャー・ストーバック、テックス・シュラム、トム・ランドリー、トニー・ドーセット、トロイ・エイクマンに続く23人目のカウボーイズのリング・オブ・オナーのメンバーであり、2人目のヘッドコーチとなる。

「彼は全てを捧げ、それ以上のものを与えた」とジョーンズは言った。「われわれカウボーイズとジェリー・ジョーンズはその恩恵を受けているのだ」

【RA】