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『ESPN』にブロードキャスターとして参加するQBグリフィン三世、NFL復帰の道筋も

2021年08月06日(金) 14:07

ボルティモア・レイブンズのロバート・グリフィン三世【AP Photo/Darron Cummings】

フリーエージェント(FA)のクオーターバック(QB)ロバート・グリフィン三世がフットボールフィールドから放送ブースに移動する。

かつてのドラフト全体2位指名選手であるグリフィン三世が『ESPN』の一員になると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えている。また『Front Office Sports(フロント・オフィス・スポーツ)』によれば、グリフィン三世はカレッジフットボールの試合を担当し、NFLの中継にも貢献することになるだろう。グリフィン三世はルーキーシーズンでプロボウルに出場した後NFLでのキャリアは頓挫したものの、ベイラー大学出身のハイズマントロフィー受賞者としてカレッジゲームでは十分な評価を得ている。

グリフィン三世は自分の意見をしっかり持っていて、それが役割に活かされている。今年の初めにはミネソタ・バイキングスがドラフト3巡目でケレン・モンドを指名したことと、それがベテランのカーク・カズンズにとってどのような意味があるのかについて率直な意見を述べていた。また、『NFLネットワーク』のマイク・ガラフォロによると、グリフィン三世は選手時代にも試合後のロッカールームで高い洞察力を発揮していたらしく、彼が即戦力として活躍しても驚いてはいけない。

グリフィン三世の契約には、機会があればNFLのキャリアを更新できるという条項が含まれていると、ラポポートは付け加えている。レイブンズでは過去2シーズンともにわずか1試合の出場にとどまっていた。

【RA】