セインツWRトーマスのツイートへのコメントを拒否したペイトンHC
2021年08月10日(火) 11:53ニューオーリンズ・セインツのワイドレシーバー(WR)マイケル・トーマスの手術が遅れたことをめぐり、チームの状況が一段と不透明になっている。このスターレシーバーは現地9日(月)に、報道とは異なる情報を隠し持っていることをほのめかすコメントを『Twitter(ツイッター)』に投稿した。
「彼らは俺の評判を落とそうとした。俺は自分の言い分を言わないことで彼らの評判を守った」とトーマスはつづっている。
その後、ヘッドコーチ(HC)のショーン・ペイトンは、このツイートについて何かコメントすることはあるかと尋ねられたが、それを断っている。
ペイトンHCは「いや、ソーシャルメディアをもとにした記者会見はしたくない」と答えた。
『The Times-Picayune(ザ・タイムズ・ピカユーン)』のジェフ・デュンカンは、このオフシーズンの3カ月の間、トーマスがコーチやトレーナーからの電話を無視していたと報じた。今回のトーマスの投稿はそれに反応した形となる。コメントの内容から察するに、この話にはまだ続きがありそうだ。
オールプロにも選出されたことのあるトーマスは6月に足首の靱帯(じんたい)を修復する手術を受けた。復帰まで4カ月かかるため、トーマスは2021年シーズンの序盤を欠場する見込みとなっている。
トーマスは昨年、ケガにより8試合を逃した。さらに、練習中にチームメイトのセーフティ(S)であるチョーンシー・ガードナー・ジョンソンとけんかになり、相手を殴ったことで懲戒処分を受け、もう1試合を欠場している。
ケガと昨シーズンの生産性の低下により、トーマスのニューオーリンズでの将来に暗雲が立ち込めている。
ペイトンHCは月曜日に、トーマスのような選手がソーシャルメディア上で注意散漫になっていることを心配しているかと聞かれ、「われわれは選手たちに集中しており、マイクが健康になることにも注視している。だがそれ以外で何か問題になったことはない」と返答した。
【R】