ワシントンSコリンズがアキレス腱断裂から9カ月でプレシーズン初戦出場へ
2021年08月11日(水) 10:36ワシントン・フットボール・チームのセーフティ(S)ランドン・コリンズの2020年シーズンは、7試合した段階でアキレス腱を断裂したことによって終了した。このケガの回復には通常、長い時間が必要になる。しかしながら、コリンズはその予測を超える回復ぶりを見せている。
“Good Morning Football(グッドモーニング・フットボール)”に出演したコリンズは『NFL Network(NFLネットワーク)』のキム・ジョーンズに、現地12日(木)に行われるニューイングランド・ペイトリオッツとのプレシーズンゲームに出場する計画だと話した。最大で1シーズンを費やすこともある負傷からの、驚くべき回復具合だ。
「ああ、彼らは9カ月から12カ月と言っていた。俺は7カ月半で戻ってきた。みんな、“どうやったんだ?”って感じさ。ただハードワークに取り組み、固く決意していただけだ。俺の治療にかかわり、足を元に戻すのを助けてくれたすべてのドクターたちに感謝している。すさまじいくらいだったし、すべて彼らのおかげ、そして、天の主のおかげだ」とコリンズは話した。
コリンズは10月25日にダラス・カウボーイズを下した試合でアキレス腱を断裂していた。その後すぐに手術を受けた27歳のSは、7カ月ほどを経てランニングを開始。トレーニングキャンプの参加許可を得たのはケガから9か月後のことだった。
コリンズは練習で通常のレップスをこなしたと伝えられている。ベテランのコリンズがプレシーズンの初戦に参加するということは、完全に復調しているということだ。
「素晴らしい感触。本当に最高なんだ」とコリンズは言う。
「自分自身に戻った感じだ。(ケガの)前よりも調子が整っている。皆と一緒に戻る準備は整った。本当に最高の感触だよ。絶好調だと感じている。一生懸命やってきた。ケガのせいでそうしなきゃならなかった。とにかく自分に必要なことをやろうと決意し続けた。だけど、おかげでこの人生の中でも一番調子がいい」
コリンズは昨年にチームをポストシーズンへ導いたリーグでも最も優れた守備陣の一つへと復帰する。その多才さとボックスでのプレー能力は、ロン・リベラHC(ヘッドコーチ)やそのスタッフたちに2021年の守備陣のローテーションにおける一つの選択肢を与えるはずだ。
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