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NFLとNFL選手会がレギュラーシーズンのCOVID-19プロトコルに合意

2021年08月31日(火) 10:20


【NFL】

NFLとNFLPA(NFL選手会)が2021年レギュラーシーズンのCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)プトロコルに合意したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地30日(月)に報じた。このプロトコルにはワクチン接種済みの選手およびスタッフメンバーが毎週検査を受けることなどが含まれているという。

ワクチン接種済みの選手とスタッフについては以前に2週間ごとの検査が提案されていたものの、週ごとの検査に増えた形だ。感染リスクの高い同居人がいる選手は毎日の検査を選択することもできる。

ワクチンを接種していない、もしくは接種が完了していない選手については、オフの日も含めて引き続きクラブ施設に入る前に日ごとの検査が行われ、結果を待つ間は施設内部に入ること、およびお互いに交流することが禁じられている。

プレシーズンゲームが終了した今、多くのヘッドコーチ(HC)たちが数日間の休日を入れると見られている。しかしながら、連日の検査が必要なため、ワクチンを接種していない選手たちは旅行することができないだろう。

変更のなかったルールとして、ハイリスクな濃厚接触があった場合のプトロコルがある。ワクチン接種が完了している個人はハイリスクな接触があったとは見なされず、5日間にわたって毎日検査を受けるにとどまる。したがって、陽性が出ていないにもかかわらず欠場のリスクがあるのは、ワクチンを接種していない選手だけということになる。

その他、注目すべき変更点としては以下が挙げられる。

◆即刻で効力を持つ規則として、各チームのワクチン接種が完了したメディカルスタッフ、ストレングスおよびコンディショニングコーチ、備品スタッフは、チーム施設内での治療やフィッティング、その他の選手との直接的な接触がある際に、マスクを着用しなければならない(屋外での活動を除く)。

◆ワクチン接種が完了していない選手は屋外での練習やウオークスルーではマスク着用を求められないものの、屋内やウエイトルームでは顔を覆うことが義務付けられている。

◆最大75名の選手以外のスタッフメンバーを含む遠征についてのアップデートとして、公共交通機関の使用、ワクチンを接種していない選手およびスタッフの個別での移動は禁じられ、移動する全員がワクチン接種状況に関係なくマスクを着用しなければならない。

【A】