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ワクチン接種状況を理由にリリースされた選手はいないとジャガーズ

2021年09月02日(木) 13:27


ジャクソンビル・ジャガーズ【NFL】

ヘッドコーチ(HC)のアーバン・マイヤーが現地31日(火)に選手のワクチン接種状況がチームのロースター決定の要素になったと認める発言をしたのを受け、ジャクソンビル・ジャガーズがコーチのコメントについて釈明するためのリリースを発行した。

このリリースには「出場可能性はロースター決定をする際に考慮する多くの要素のうちの一つだ」とつづられている。

「われわれのロースターにはワクチンを接種した選手も未接種の選手もいる。そして、ワクチン接種状況を理由にリリースされた選手はいない。結局のところ、決断はある選手がジャガーズの勝利に寄与する能力に基いてなされる。われわれは選手たちに情報を提供し、ワクチンに関しては個人の意思を尊重している。われわれは健康と安全性、そして試合日の競技に関するプロトコルを順守することで、選手、スタッフ、その家族の安全を守ることを望んでいる」

ワクチン接種状況がロースター決定に影響したかを火曜日に尋ねられた際、マイヤーHCは「誰もが検討された。それが生み出す過程であり、このことから話しはじめて、 “彼はワクチンを打ったか?”という話もあった。それが意思決定の要素になったか? 確かにそれは考慮された」と話している。

このコメントがNFL選手会(NFLPA)による調査につながった。

NFLはCOVID-19ワクチンの接種を義務化していないものの、ワクチン接種が完了していない選手にはより厳しいプロトコルが適用され、試合の欠場を強いられるリスクも高い。

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