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ブロンコスが3シーズンを共に過ごしたRBフリーマンをカット

2021年09月02日(木) 13:14


デンバー・ブロンコスのロイス・フリーマン【AP Photo/Stephen Brashear】

現地1日(水)にウェイバーにかけられた選手をクレームしたのに伴ってロースタースポットを必要としていたデンバー・ブロンコスが、ランニングバック(RB)ロイス・フリーマンに別れを告げる。

ブロンコスが元3巡目指名選手をカットすると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話を元に伝えた。その後、チームがフリーマンのリリースを明らかにしている。

ブロンコスで過ごした3年間で、フリーマンはキャリー平均4.0ヤード、1,187ヤード、タッチダウン8回を記録した。また、キャッチ83回で409ヤード、タッチダウン1回もマークしている。これらの成績の大部分はデンバーでの最初の2年によるもので、ルーキーイヤーには8試合に先発していた。

昨シーズンにメルビン・ゴードンがチームに加わったことで、フリーマンがパスキャッチを試みる機会は大きく減っている。ブロンコスは2021年NFLドラフトの2巡目でRBジャボンテ・ウィリアムズを選択しており、フリーマンはさらに隅に追いやられていた。ブロンコスは今後、ゴードンとウィリアムズのコンボにバックフィールドを預けるようだ。

デュアルスレットの能力があるフリーマンだけに、コミッティーを取り入れるバックフィールドで新たな居場所を見つけるのには苦労しないだろう。

ブロンコスはこのオフシーズンにRBマイク・ブーンとも契約していたが、元ミネソタ・バイキングスのブーンは大腿四頭筋の負傷を抱えている。ブーンはIR(故障者)リストに置かれ、少なくとも3週間は戦線を離れる見込みだ。フリーマンをカットしたことからは、ブロンコスがブーンのリハビリに満足しており、復帰までゴードンとウィリアムズに頼れるとの自信を持っていることがうかがえる。

フリーマンのリリースは、ブロンコスがボルティモア・レイブンズからウェイバーにかけられたRBネイト・マクラリーをクレームしたのを受けてのことだった。サギノーバレー州立大学出身で身長約183cm、体重約97kgのマクラリーは、ドラフト外フリーエージェントとしてレイブンズに加わっていた。

また、ブロンコスはディフェンシブバック(DB)兼スペシャルチーマーのマイク・フォードをデトロイト・ライオンズからクレームしている。

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