以前に新型コロナに感染していたことを明かしたバッカニアーズQBブレイディ
2021年09月06日(月) 10:03リーグ全体の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種率が上昇する中、大物選手が以前にウイルスに感染していたことが明らかになった。
『Tampa Bay Times(タンパベイ・タイムズ)』のリック・ストラウドのインタビューに応じたタンパベイ・バッカニアーズのクオーターバック(QB)トム・ブレイディは、2月に行われたバッカニアーズの第55回スーパーボウル優勝記念ボートパレードの直後にCOVID-19に感染したと話している。
未来の殿堂入りが確実視されるクオーターバックは、今季リーグの各チームがウイルスへの対応の中で直面すると思われる課題について、注意を促すメッセージを次のように伝えた。
「今年はチャレンジングな年になると思う。僕たちが今やっている方法とか、スタジアムがどんな感じになるのか、移動はどうするのか、建物の中にいる人々やファンがどうなるのかってことを考えると、去年よりもっと大きな影響があると思っている」
「去年みたいに検査を受けているんだけど、去年とはまた違う。そういう状況になるのは間違いないし、いろんなタイミングでメンバーが離脱すると思うけど、それに対応していくしかない」
ブレイディの指摘によると、ダラス・カウボーイズとのシーズン開幕戦を前にして、ノーズタックル(NT)のエンダマカン・スー、オフェンシブガード(OG)のニック・レベレットとアール・ワットフォードの3人がリザーブ/COVID-19リストに入っていたという
リーグとNFL選手会(NFLPA)が今季のCOVID-19プロトコルに合意したことを受けて、バッカニアーズのヘッドコーチ(HC)ブルース・エリアンスは現地2日(木)に組織内の全員がワクチンを接種したことを発表した。各チームがワクチン接種数を増やし続けている中、この事実はリーグ全体として心強い一歩と言えるだろう。
現在までにワクチン接種率が100%に達したと発表しているのは、バッカニアーズとアトランタ・ファルコンズのみだ。
【RA】