練習に復帰したシーホークスLTブラウン、コルツとのシーズン初戦に出場予定
2021年09月07日(火) 17:44デュアン・ブラウンの“ホールドイン”のエピソードは終わりを迎えたようだ。
シアトル・シーホークスのレフトタックル(LT)であるブラウンは現地6日(月)に練習に復帰し、トレーニングキャンプ開始時に始まった“ホールドイン”を終えた。ブラウンが求めていた契約延長はないものの、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、ブラウンの代理人が契約の調整についてシーホークスと交渉中だという。
さらに、クオーターバック(QB)ラッセル・ウィルソンのブラインドサイドを守るブラウンが日曜日に控えるインディアナポリス・コルツとのシーズン初戦に出場すると、ヘッドコーチ(HC)のピート・キャロルは述べている。
報道陣に対して「ブラウンは準備万端だ」と語るキャロルHCは「ブラウンを迎えられてうれしい。全体的に今回のキャンプでは力を出せていたし、すべてを学んでいて、体調も本当によさそうだった。ブラウンは今、明らかに好調だから心底うれしい。その過程でわれわれが実現させたことの一つに、キャンプ中、他の選手のようにはブラウンを全く消耗させなかったことが挙げられる。だから、彼の足は生き生きとしている」と続けた。
ブラウンの実力がさびついていればすぐに分かるだろう。2017年シーズンの途中でシアトルに到着して以来、ブラウンはわずか4試合しか欠場していないため、耐久力はあまり問題になっていない。5回のプロボウラーであるブラウンは今季も順調で、オフシーズンに批判を受けてから一新されたオフェンシブラインの頼みの綱として活躍している。
35歳のブラウンは契約最終年に基本給1,000万ドル(約11億円)とボーナス135万ドル(約1億5,000万円)を得ることになっている。『NFLネットワーク』のマイク・ガラフォロはキャンプが始まる前に、チームがブラウンの2021年の賃金を上げる方法を探っていると報じていた。
ブラウンはもちろん、シーホークスの有力メンバーの中で契約満了に対する不満を表明している選手は他にもいる。月曜日に練習場に戻ってきたのもブラウンだけではない。キャロルHCによると、2週間の“ホールドイン”(新契約なし)を終えた元プロボウラーのセーフティ(S)クアンドレ・ディッグスもシーズン初戦の出場を視野に入れているとのことだ。
Year 14 💪🏾 pic.twitter.com/BFnYqNNWAK
— Duane Brown (@DuaneBrown76) September 7, 2021
「14年目だ」
【RA】