ラヒーム・モスタートの2021年シーズンはわずか4回のスナップで終わった。

サンフランシスコ・49ersのランニングバック（RB）モスタートは現地14日（火）、先のサンデーフットボールで対戦したデトロイト・ライオンズとの試合序盤に負傷したことを受け、シーズン終了宣告につながる手術を受けることを選択したと発表。

手術を決断したことで、リハビリに励むよりも時間はかかるが、2022年にフリーエージェント（FA）となる予定のモスタートにとっては長期的に見れば良いことだと言える。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロはモスタートが軟骨修復の手術を受けることになり、回復にはおよそ半年を要すると報じている。

モスタートの代理人を務めるブレット・テスラーはペリセロに対し、「彼の長期的な健康を思って最善の選択肢を取ることにした。来シーズンには100％の状態で復帰できると思っている」と明かしたという。

49ersのバックフィールドで主役の座を狙っていたモスタートにとって、まだ始まったばかりのシーズンを残酷な形で終えることになった。モスタートは今シーズンでわずか2回にとどまることになったキャリーで20ヤードを稼ぎ、そのパフォーマンスは素晴らしいものだった。残念ながら、膝を痛めたモスタートの今季の出番はこれで終了となる。29歳のモスタートは2020年シーズンもケガに見舞われ、わずか8試合しか出場していない。

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