チーフスのランニングバックコーチを突き飛ばしたブラウンズSハリソンに約130万円の罰金
2021年09月19日(日) 11:38現地12日(日)に開かれたシーズン初戦にて、カンザスシティ・チーフスのランニングバックコーチであるグレッグ・ルイスと小競り合いになったクリーブランド・ブラウンズのセーフティ(S)ロニー・ハリソンに対し、NFLは1万2,128ドル(約130万円)の罰金を科した。一方のルイスはハリソンが退場処分となった後、リーグから警告を受けている。
チーフス側のサイドライン際のプレー後、ルイスが先にハリソンを突き飛ばし、ハリソンが突き飛ばし返した。2人は相殺される形で罰則を受けたものの、リプレーレビューの結果、ハリソンだけが退場となっている。
チームおよびリーグの関係者によると、ルイスはリーグと連絡を取り合い、以後、規則第13条8項に違反した場合に処分が下されるという警告を受けたとのこと。また、インシデントの全体像を検証したところ、ルイスの行為は罰金に値するものではないと判断されたという。
今週、クラブへ通達された覚書でNFLは改めて以下のようにルールを説明している。
「クラブのプレーヤー以外の人員(例えば経営陣、コーチ、トレーナー、装備担当者)は対戦相手、試合関係者、リーグの代表者に対して、不必要な身体的接触をしたり、罵倒や脅迫、侮辱的な言葉やジェスチャーの使用をしたりすることは禁止されている。ペナルティは15ヤード罰退」
また、覚書には「相手チームの選手やスタッフが関わる問題に対処しようとするクラブ関係者は、自身のクラブメンバー以外の人と個人間での不必要な接触は避けなければならないことに注意されたし。不明点はフットボールオペレーション部のメンバーまで問い合わせるように」と付け加えられている。
【RA】