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洪水被害者支援のため、タイタンズが本拠地でウェーバリー・セントラル高校のホーム戦を開催

2021年09月19日(日) 09:38

【NFL】

近頃、地域を襲った悲劇的な出来事を受けて、テネシー・タイタンズの組織は大きな役割を果たしている。

回復中のフットボールプログラムを援助すると同時に、支援を必要としている地域に対する意識を高めるため、現地16日(木)夜にウェーバリー・セントラル・タイガースがホワイトハウス・ブルーデビルをニッサン・スタジアムに迎えて、高校アメリカンフットボールの試合が開催された。

8月21日(土)、ナッシュビルの西方70マイル(約113km)に位置するハンフリーズ郡では数時間のうちに381ミリ以上の雨が降り、死者20名、家屋の損傷500棟以上(200棟以上は全壊)、無数の企業や学校の被害、文字通り道路の流失など、甚大な被害をもたらす洪水が発生した。

壊滅的な洪水をまともに受けたウェーバリー・セントラル高校は、フットボールプログラムをすべて――もちろん、彼らの装備、ロッカールーム、練習場や試合場も――失った。タイタンズの財団はチームやリーグのパートナーの協力を得てプログラムに新しい装備を提供しているほか、救援活動のために5万ドル(約550万円)を寄付している。さらに、ハンフリーズ郡の復興を支援するために2チームのスタッフを派遣した。

タイタンズは木曜夜、ニッサン・スタジアムでウェーバリー・セントラル高校のために試合を開催するとともに、それ以上に忘れられない体験をもたらした。地元ラジオの放送チーム――マイク・キースとデーブ・”コーチ・マック”・マクギニス――は、タイタンズの旗艦局である『104.5 The Zone(104.5ザ・ゾーン)』で試合前と試合後の中継を含めて放送を担当し、地域の人々にNFLゲームの体験を提供している。

一夜限りでタイタンズの地元ラジオ番組はタイガースのためのラジオ番組に変身し、支援を必要とする地域の人々を元気づけたが、まだまだやるべきことは山積している。

特設サイト『United Way of Humphreys County’s GoFundMe』(リンク先は英語のみ)で復興のための寄付を受け付けている。

【RA】