フィラデルフィア・イーグルスが当面の間、彼らの若手パスラッシャーを1人確保した。

ディフェンシブエンド（DE）のジョシュ・スウェットが3年間で4,000万ドル（約43億9,800万円）という契約延長にフィラデルフィアと同意したと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが伝えている。その後、チームから正式発表があった。

代理人からの情報として、スウェットの新契約は最大4,200万ドル（約46億1,700万円）相当で保証額は2,692万ドル（約29億6,000万円）、サインボーナスは1,000万ドル（約10億9,900万円）とのことだとラポポートは伝えている。延長によって、スウェットは2024年シーズンまでイーグルスの契約下に置かれることになる。

24歳のスウェットは4年目のシーズンを迎えており、これだけの契約を結ぶ以上、イーグルスは彼のポテンシャルを認識しているということだ。列をなすディフェンシブラインのローテーションの1人として使われているスウェットは、キャリア通算40試合でプレーして先発はまだ3試合、その中でサック10回（QBヒット23回）を記録している。最も良かった2020年シーズンでは14試合に出場して6回のサックと3回の強制ファンブルを奪ったが、手首のケガでシーズンを早めに終えた。

2018年NFLドラフトで4巡目指名を受けたスウェットは、フロリダ州立大学時代に痛めた膝の不安を乗り越えてイーグルス入りした。大学時代は長引く下腿（かたい）のケガに悩まされたが、これまでのNFLキャリアでは問題になっていない。引き続きかく乱要素として進歩を続ける彼が、これからの主軸になるとイーグルスが確信しているのは明らかだ。

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