コルツLTエリック・フィッシャーがラムズ戦でシーズンデビューの見通し
2021年09月19日(日) 20:38待ち望んでいた増援がインディアナポリス・コルツのオフェンシブラインに到着した。
8カ月近くアキレス腱(けん)の断裂で休んでいたベテランレフトタックル(LT)のエリック・フィッシャーが、シーズン第2週のロサンゼルス・ラムズ戦で先発する予定だと現地18日(土)の夜、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報告した。
オールプロ選出のガード(G)クエントン・ネルソンがクエッショナブル、リザーブラインマンのブレイデン・スミスは欠場が決定している中、ケガをしたAFCチャンピオンシップでのスナップが最後となっているフィッシャーの復帰は、アーロン・ドナルド率いるラムズの恐るべきパスラッシュを阻止しなければならないユニットにとって大きなブーストとなる。
それと比べて脅威のレベルは低かったシーズン第1週のシアトル・シーホークス戦で、コルツのオフェンシブラインはクオーターバック(QB)カーソン・ウェンツを守り切れず、サック3回とQBヒット8回を許して28対16で敗れている。この新たなニュースを聞けば、ウェンツもにっこりだろう。
長く戦列を離れていたフィッシャーにとって、ドナルドとの対決はかなりの大仕事だが、2度のプロボウラーの彼ならチャレンジを受けて立つはずだ。大変なケガからの回復と最近のリザーブ/COVID-19リストからの復帰を経て、彼が19日(日)のプレーにも意欲を見せているということは、元全体1位指名の血統を大いに物語っている。
結果がどうなろうとも、フィッシャーの復帰はゲームへの潜在的インパクトと、『Hard Knocks(ハードノックス)』のストーリーラインで取り上げられるかもしれない候補という両面で、注意の目を向けておくに値する。
【M】