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LBジョーンズについて、「われわれは良い選手を切り捨てるような仕事はしていない」とカーディナルスGM

2021年09月19日(日) 22:34

アリゾナ・カーディナルスのチャンドラー・ジョーンズ【AP Photo/Mark Zaleski】

アリゾナ・カーディナルスのスターラインバッカー(LB)チャンドラー・ジョーンズは最近、今はフットボールをプレーすることに集中していて、話題となっている次の契約のことはあまり考えていないと発言した。

もちろん、だからといって、何らかの進展があるまではジェネラルマネジャー(GM)のスティーブ・カイムにその手の質問が向けられなくなることはない。

ミネソタ・バイキングスとのシーズン第2週の対戦を前に、カイムは再びジョーンズと新契約を結ぶ可能性について聞かれた。彼は優秀なエッジラッシャーを町に残すことについて関心を示した。

「われわれは良いフットボール選手を無視し、切り捨てるような仕事はしていない」と現地17日(金)、カイムは『Arizona Sports 98.7 FM(アリゾナ・スポーツ98.7FM)』の『Burns & Gambo(バーンズ・アンド・ガンボ)』に出演し、語った。チーム公式サイトが伝えている。

彼の発言の趣旨は明らかに聞こえるかもしれないが、第1週のテネシー・タイタンズ戦で5回のサックを積み上げたジョーンズの才能を広く知らしめる機会を最大限に利用することは、彼にとって決して害にはならない。

プロボウルとオールプロに複数回選ばれているパスラッシャーの現在の契約は2021年シーズンをもって終了する。つまり、進展なきまま、契約に向けて話し合う時間は徐々に少なくなっているということだ。しかし、何らかの決断を下す前にチームは時間をかけ、状況の評価を続けるとケイムは言う。

「常に良い選手たちを契約下に置いておきたいものだが、常に多数の可動パーツが存在する」と彼は付け加えた。「私は引き続き前進しながらロースターを見なければならない。おおむね3年の見地が必要だ」

表面上、ジョーンズの生産性――10シーズンでサック102回、タックル438回――は、それ以上の議論など必要としないはずのものだ。彼ほどのパフォーマンスを見せていれば、十分な報酬を支払われてしかるべきだろう。

31歳のジョーンズにとって不運なのは、ケガで短縮された2020年シーズンの後で契約終了年を迎えることだ。元1巡目指名のジョーンズは第5週に二頭筋を断裂してシーズンを失った。それまでの5回の先発で彼はサック1回を記録した。

ジョーンズの新シーズンのスタートは期待を超えたものではあるが、現実と向き合おう。延長についての合意がなされるまでは、かなりの時間がかかりそうだ。一方で、われわれはここらでいったん落ち着いて、ジョーンズが日曜日のバイキングス戦でどんなメッセージを打ち出してくるかを見てみるとしよう。

【M】