スティーラーズQBロスリスバーガーが左胸筋痛で練習欠席、次戦に向けて「やれるだけのことをする」
2021年09月23日(木) 07:52ベン・ロスリスバーガーが今週末の試合に伝説の特大シューズを履く必要はないが、イブプロフェンは必要になるかもしれない。
ピッツバーグ・スティーラーズのクオーターバック(QB)ロスリスバーガーは現地22日(水)、報道陣に左胸筋の負傷について説明しており、『Pittsburgh Post-Gazette(ピッツバーグ・ポスト・ガゼット)』によると、「自分の骨格より外のところに手を伸ばしたり、地面から押し上げたりするときに痛みを感じる」とのことだが、日曜日に控えるシンシナティ・ベンガルズ戦に出場するため、「できる限りのことをするつもり」と付け加えたという。
ロスリスバーガーは水曜日の練習に参加していない。
ロスリスバーガーが負傷したのは敗戦を喫したラスベガス・レイダースとの試合中だ。レイダースのパスラッシュはロスリスバーガーを頻繁に攻撃し、クオーターバックプレッシャー13回、サック2回、プレッシャーによるターンオーバー2回を記録している。ロスリスバーガーはこれまでのキャリアを通して、サックを受けるよりもサックを振り切るパサーとして知られていたが、今シーズンの試合で2回のサックを食らったのは2回目、2試合連続という点では2018年シーズン第15週と第16週以来のことだ。
スティーラーズを率いるマイク・トムリンHC(ヘッドコーチ)はレイダース戦での敗北について触れた際、ロスリスバーガーがヒットを受けすぎた可能性があることを認めつつも、ロスリスバーガーはサックを喫したかどうかは別として、負傷したプレーを特定することはしなかった。それでも、ロスリスバーガーは試合中にケガしたことは分かっているという。
スティーラーズはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区のライバルであるベンガルズとの一戦で、今回の胸部負傷がロスリスバーガーのパスを繰り出す能力に制限をかけないことを願っていることだろう。
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