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インターセプト4回を喫したジェッツQBウィルソン、次戦は「めちゃくちゃ不安」も前を向く

2021年09月25日(土) 00:57


ニューヨーク・ジェッツのザック・ウィルソン【AP Photo/Bill Kostroun】

シーズン第2週のニューイングランド・ペイトリオッツ戦で4回のインターセプトを喫したニューヨーク・ジェッツのクオーターバック(QB)ザック・ウィルソンは、前へ進む準備ができており、チームは今季2勝0敗のデンバー・ブロンコスと対戦するために敵地へ向かおうとしている。

『Associated Press(AP通信)』によると、現地23日(木)に「そりゃあ、めちゃくちゃ不安だ」と語ったウィルソンは「だからコーチの教えを実践中ってところ。前に進められることを楽しみ、次の対戦相手に備え、すべての失敗から学び、それを次の週にどう生かすかっていうのを考えている」と続けたという。

ウィルソンは「リセットボタンを押し」て、次の試合では前回のインターセプトを気にしないようにしていると強調した。

今季2試合を終えた時点で、ウィルソンのパサーレーティングはNFL(今季有資格のクオーターバック33名中)最下位の56.1で、サックされた回数は10回(NFL最多)だ。

25対6で敗れたペイトリオッツ戦で、新人のウィルソンはビッグプレーを試みてインターセプトされたこともあった。試合後にロバート・サラーHC(ヘッドコーチ)は、時にはもっと「つまらない」フットボールでチェックダウンすればそれでよいと指摘している。

一方、若きウィルソンは自らが必要に応じてそれを実行できると信じている。

「必ずしもチャレンジングじゃないと思う」と話すウィルソンはこう続けた。「賢くボールを扱うことと、ああいう試合ではインターセプトされるときにチェックダウンできない場合もあるって理解することだ。単にチェックダウンしたらいいってもんじゃない。どうすればボールを投げられるか? どうやって対処しようか? って賢く判断する」

「それこそ、俺が次の週に実践しようとしていることだし、とにかく学んで、より良くなろうとしている」

26日にブロンコスの手強い守備陣に立ち向かうウィルソンとジェッツに、歴史が楽観的な見方を与えてくれるだろうか。

というのも、ジェッツの新人QBが1試合でインターセプトを4回以上喫したのは今回でチーム史上4度目の出来事だった。過去3回の例(2009年にマーク・サンチェスが2回、2018年にサム・ダーノルドが1回)が起きた次の試合では、彼らが先発してジェッツは勝利している。

そうなるために、ウィルソンはシーズン第2週よりも良いプレーをしなければならない。

【RA】