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パンサーズがトレードでCBヘンダーソンを獲得、ジャガーズは念願のTEアーノルドを確保

2021年09月28日(火) 04:20

C.J.ヘンダーソンとダン・アーノルド【NFL】

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地27日(月)、カロライナ・パンサーズがタイトエンド(TE)ダン・アーノルドと2022年ドラフト3巡目指名権を引き換えに、ジャクソンビル・ジャガーズからコーナーバック(CB)C.J.ヘンダーソンと2022年ドラフト5巡目指名権を手に入れたと報じた。チームが後にこの動きを認めている。

ヒューストン・テキサンズと対戦したサーズデーナイトフットボールで新人CBジェイシー・ホーンが足の複数カ所に骨折を負ったことにより、パンサーズのヘンダーソン獲得に向けた動きにつながった。2020年全体9位指名でジャガーズ入りしたヘンダーソンはあまり順調とは言えないキャリアのスタートを切り、ルーキーとして挑んだ昨季はわずか8試合の出場でケガのため故障者リザーブに登録された。日曜日に行われたアリゾナ・カーディナルス戦は鼠径部(そけいぶ)痛により欠場している。

トレーニングキャンプ中からトレード対象となっていた波乱のオフシーズンを経て、ヘッドコーチ(HC)のアーバン・マイヤーを中心としたジャガーズの新体制では、いずれ、ヘンダーソンから離れることは避けられないと見られていた。そして、最終的にカロライナに買い手が現れた。

ヘンダーソンはトップ10指名を受けるほどの才能を持っており、パンサーズは守備コーディネーター(DC)フィル・スノーのシステムで活躍できると考えているようだ。

ジャガーズにとっては今回の動きでNFL最悪とも言われるタイトエンドの布陣をアップグレードできる。ジャガーズは今オフシーズンに、フリーエージェントだったパスキャッチャーのアーノルドがパンサーズと契約するまで獲得に動いていた。26歳のアーノルドは今季3試合でレシーブ7回、84ヤードを記録している。新人クオーターバック(QB)トレバー・ローレンスにとってはアーノルドが即座にタイトエンドの中でトップターゲットとなるだろう。

【C】