ランニングバック（RB）を必要としているNFLのクラブはインディアナポリス・コルツに連絡されたし。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロは現地28日（火）、チーム編成の計画で取り残されていた5年目のRBマーロン・マックとコルツがトレードを求めることで相互に合意したと報じている。

2020年の素晴らしいルーキーシーズンを経験したジョナサン・テイラーが先発の座に就いており、ペリセロによれば、ナイヒーム・ハインズの契約延長はマックにとって不吉な予兆のようなものだったという。ハインズのレシーブ能力とオープンフィールドでの速さは、よりパワフルなテイラーを補完するのに適している。

コルツの2019年シーズンにおける主要なラッシャーとして1,091ヤード、タッチダウン8回を記録していたマックだが、昨季、アキレス腱断裂でシーズンを棒に振ったとき、テイラーに先発の座を譲った。すでに回復したにもかかわらず、マックは3試合を通して控えめに起用されている。キャリー数はテイラーが41回、ハインズは16回なのに対し、マックはわずか5回だった。

コルツは3月にマックと1年200万ドル（約2億2,000万円）で再契約したものの、今後はマックの移籍を検討している。負傷者が多いポジションゆえにマックを求めるチームは後を絶たないはずだ。すでに先発ランニングバックを失ったチームはロサンゼルス・ラムズ（キャム・エイカーズ）やボルティモア・レイブンズ（J.K.ドビンズ）などが挙げられる。

【RA】