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テキサンズ、ビルズ戦で新人QBミルズをさらに投入する予定

2021年09月29日(水) 08:29

ヒューストン・テキサンズのデイビス・ミルズ【AP Photo/Ron Schwane】

ヒューストン・テキサンズの新人クオーターバック(QB)デイビス・ミルズがキャリアで初めて先発出場するまでの準備期間はわずか4日間だった。現在は2回目の先発出場に向けて、さらなる準備期間を得ている。

前回の試合とシーズン第4週のバッファロー・ビルズ戦までには通常よりも日数に余裕があるため、テキサンズのコーチ陣にはミルズの出番を増やすチャンスがある。

ヘッドコーチ(HC)デビッド・カリーは現地27日(月)に「彼には先週に比べてより多くのことが求められるだろう。彼なら大丈夫な気がしている。私たちは自分たちの攻撃を実行し、そこからは彼に任せるつもりだ」と『Houston Chronicle(ヒューストン・クロニクル)』にコメントした。

サーズデーナイトフットボール(TNF)で行われたカロライナ・パンサーズ戦でテキサンズの攻撃陣は明らかに抑えられていた。ミルズはパス28回中19回の成功で168ヤード、タッチダウン1回を記録。良かった点としては、若きQBがターンオーバーしなかったことが挙げられる。

それは試合間隔が通常より短い週に、新人に負担をかけ過ぎないように意識した策だった。

カリーHCは「私たちはただ彼を守りたいと思っていたわけではない。私たちが何を指示するかと関係なく、彼らがやろうとしていたものがある。私たちは彼がすでに理解していたことをやらせたかっただけだ。彼がそれぞれのプレーで何をすべきか、疑問の余地がないようにしたかったのだ」と話している。

テキサンズが勝つためにはミルズが先週見せた以上の攻撃力が必要だ。負傷前のタイロッド・テイラーはテキサンズの攻撃陣を6クオーターに渡って盛り上げていたため、ヒューストンの足を引っ張っているのは人材不足ではない。

ミルズは先週、ボールを投げる能力を示した。しかし、ドラフト3巡目で指名されたミルズが長期的に先発QBとして活躍するためには、さらなる努力が必要だ。

【RA】