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ライオンズがLBジェイミー・コリンズを放出、トレードはまとまらず

2021年09月29日(水) 08:55


デトロイト・ライオンズのジェイミー・コリンズ【AP Photo/Lon Horwedel】

デトロイト・ライオンズのヘッドコーチであるダン・キャンベルは、チームがラインバッカー(LB)ジェイミー・コリンズのトレードの可能性を模索すると話していた。しかし、どういったオファーが来ようと、ライオンズに対する魅力は足りなかったようだ。

ライオンズによれば、チームは現地28日(火)にコリンズをリリースしたとのことだ。

ライオンズはコリンズの放出に伴って空いた役割を新人のデリック・バーンズに任せることになる。去る日曜日に開催されたボルティモア・レイブンズ戦で初めて先発したバーンズは、ディフェンシブスナップの半分ほどでプレーし、ソロとアシストを合わせてタックル4回を記録した。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによれば、ライオンズは日曜日から月曜日にかけて、シーズン第3週のアクションによってコリンズのトレード話に動きがないかを見守っていたという。それが起こらなかったため、ライオンズは2015年のプロボウラーを手放している。

コリンズは2020年に前HCマット・パトリシアの下でタックル101回をマークした。コリンズはニューイングランド・ペイトリオッツ時代にもパトリシアの元でプレーした経験がある。しかし、今季は苦戦し、特にグリーンベイ・パッカーズに敗れた第2週の試合後にはキャンベルHCが何らかの動きが進行中であることを示唆していた。それがライオンズにおけるコリンズのラストゲームとなり、木曜日の練習に不参加だったコリンズはレイブンズ戦でインアクティブとされていた。

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