パスラッシュの強化が必要だとシーホークスHCキャロル
2021年09月29日(水) 11:16過去2試合のそれぞれで相手に30点を許し、いずれも敗北したのを受け、今週のシアトル・シーホークス守備陣は答えを探している。
ヘッドコーチ(HC)ピート・キャロルは少なくとも一つの答えを見いだした。それが、パスラッシュの強化だ。
チームのウェブサイトによれば、キャロルHCは現地27日(月)に「われわれにはもっと必要だ」と話したという。
「もっと効率的でなければならない。われわれはクオーターバックを妨げていない。それはターンオーバーや、その後われわれがフットボールを追いかけられる様子に現れるものだ。そこから始まる。うちの選手たちはそこに取り組んでいる。彼らはそこを何とかするために全力でやっている。われわれは共に取り組まなくてはならない。われわれはクオーターバック付近でいくつか相手のホールディングを引き起こし、ときどきは妨げていた。とにかくもっと効率よくまとめ上げなければならないし、それに向けて取り組んでいる」
シーホークスは今年、サック7回を記録している。しかし、ミネソタ・バイキングスに30対17で敗れた日曜日にはわずか1回にとどまった。さらに懸念されるのが、3試合が終わったところでターンオーバーはD.J.リードによるファンブルリカバリー1回のみだという点だ。大きな疑問符と共にシーズンを迎えたセカンダリーがパスラッシュなしでカバーしていては、ターンオーバーの実現はさらに難しくなる。
キャロルHCは「われわれは多くのことを経験してきたし、リーダーシップはさまざまなトピックについて話し、状況がどうなっていくかを皆が理解する助けになる。シーズンがどう進み、どれくらいの試合が残っているかなど、そういったあらゆることをだ。われわれには良い助けになる声があり、私自身も自分の役割を果たそうと努力しており、コーチたちも自分の役割を果たそうとしている。とにかく現実的であり、外からくる筋書きに耳を傾けないこと。われわれはここにあるビジネスに配慮しなければならない」とつけ加えた。
シーホークスの1試合あたりの被ヤードはNFLワーストの440ヤードとなっている。そこには何の筋書きもない。あるのは揺るがぬ事実だけだ。シーホークスが今季初めてのNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)西地区対戦となるサンフランシスコ・49ers戦でせめて勝率を.500にしたいと望むのなら、守備面から前に進んでいく必要がある。
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