シカゴ・ベアーズを率いるマット・ナギーHC（ヘッドコーチ）は現地3日（日）にホームで行われるデトロイト・ライオンズ戦の先発クオーターバックについて決定を先送りし続けている。

ナギーHCは「先発は試合直前の判断になるだろう。今週は（アンディ・ダルトンとジャスティン・フィールズの）2人ともが練習に参加している。アンディは日に日に良くなっている。日曜日にどういう状況かを見てみるつもりだ」とコメントした。

ただ、ダルトンは今週の練習を限定メニューにとどめていたことから日曜日の試合に向けたステータスはクエッショナブルだ。ダルトンはシンシナティ・ベンガルズと対戦したシーズン第2週に膝を打撲し、敗戦した先週のクリーブランド・ブラウンズ戦には出場していない。

前戦で初めての先発出場を果たしたフィールズは右手親指を痛めていたものの、今週を通して練習はフル参加しており、ケガの影響はなさそうだ。

「重要なのは2人とも調子が上がってきているということ。これはわれわれにとってもポジティブだ。われわれにできることは彼らの状態を見守るのみ。アンディは限定的ながら、彼の様子を確認しつつ、日曜日にどういう状態かを確認する」

そう語ったナギーHCは日曜日の先発の決め手は健康状態だと繰り返し主張してきた。ダルトンが健康であれば、先発を果たせずともプレーできる可能性があるのではないかと聞かれてなお、ダルトンHCは「いろいろと取り組んでいるところだ」と述べるにとどめている。

とはいえ、3番手QBのニック・フォールズが先発争いに加わることはなさそうだ。

ナギーHCがフィールズのスキルセットに合わないスキームを採用した先週の展開を踏まえ、クオーターバックごとにゲームプランを分けているかどうかを問われたナギーHCは次のように返答している。

「スキームの話をするつもりはない。今のゲームプランに満足しているのでね」

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