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ブロンコスQBブリッジウォーターが脳震とうで試合から除外、ロックが代役に

2021年10月04日(月) 08:49


デンバー・ブロンコスのテディ・ブリッジウォーター【AP Photo/Jack Dempsey】

デンバー・ブロンコスはシーズン序盤で最大の試合に、おそらく攻撃陣のベストプレーヤーを欠く状態で挑んでいる。

クオーターバック(QB)テディ・ブリッジウォーターが脳震とうによって現地3日(日)に実施されているボルティモア・レイブンズ戦から除外された。

ベテランQBはハーフタイム直前にレイブンズのラインバッカー(LB)オダフェ・オウェからヘルメット同士のヒットを受けた。ブロンコスが17対7で追いかける展開で始まった後半にはドリュー・ロックが登場している。ロックは最初の2つのドライブでは攻撃陣をミッドフィールドより先に進めることができなかった。ブロンコスは当初から苦戦しており、前半には6回のパントを行っている。

ブリッジウォーターは戦線から外れるまでに、パス16回中7回成功、65ヤードを記録するにとどまっていた。第2クオーターの序盤にはブリッジウォーターからタイトエンド(TE)ノア・ファントへの3ヤードのタッチダウンによって、ブロンコスが7対0でリードしている。しかし、そのリードは長くもたなかった。レイブンズがそこから4つのドライブのうち3つで得点を挙げて、前半終了時点で10ポイント差をつけている。

トレーニングキャンプでブリッジウォーターとの争いに敗れたロックは、2021年の初出場を遂げている。3年目のロックは2020年シーズンにリーグ最多タイのインターセプト15回を喫しており、ブロンコスはロックが13戦に先発する中で4勝9敗となっていた。

その低迷によって、このオフシーズンにブリッジウォーターが先発の役割を獲得するチャンスが開けた。かつてミネソタ・バイキングの未来を背負う選手と目されていたブリッジウォーターは、デンバーをあっという前に自分のホームとしている。シーズン第4週を迎えた時点でブリッジウォーターはパサーレーティング(116.4)と成功率(76.8%)でトップ5につける傍ら、8年のキャリアで5つ目のチームを3勝0敗に導いていた。

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