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“外れた”指を戻して戦い続けたラムズQBスタッフォード

2021年10月08日(金) 14:18


ロサンゼルス・ラムズのマシュー・スタッフォード【AP Foto/Elaine Thompson】

シーズン第5週のサーズデーナイトゲームの主題となったのは指の故障だった。

最初にケガをしたのはロサンゼルス・ラムズのクオーターバック(QB)マシュー・スタッフォード。その後、シアトル・シーホークスのQBラッセル・ウィルソンも故障を抱えている。ただし、スタッフォードの方はフィールドにとどまり、チームを26対17での勝利に導くことができた。

本人の言葉によれば、スタッフォードは投球側(右手)の人差し指を脱臼しながらも白星をつかみとったようだ。指は腫れていたものの、試合全体への影響はなかったとスタッフォードは振り返っている。

ラムズのヘッドコーチ(HC)であるショーン・マクベイはトレーニングスタッフからのさらなる情報が必要だとする一方、スタッフォードからは問題ないと言われたと話した。

試合後に『FOX(フォックス)』のエリン・アンドリュースが行ったインタビューの中で、スタッフォードは「外れちまったんだが、正直言ってどうしてそうなったのか分からない」と話している。

「ふと見下ろすとちょっと左に寄っていた。そいつを元に戻した。うちのメンバーがいい仕事をしてくれて、ちょっとしたテーピングをしてもらった。温度を保って、プレー続行できた」

第2クオーターの後半にトレーナーの意見を求めたスタッフォードは、当初は圧力をかけたテーピングを施していたものの、少なくとも1種類の別の巻き方に変えたという。この指のケガが大きく影響することはなかったとスタッフォードは話している。

「それほど。感触はすごく良かった。十分に動いている感じだった。ちょっと腫れたが、(テーピングが)ちゃんとしてたし、とにかく出て行ってプレーしたかった」

スタッフォードはこの試合でパス37回中25回成功、シーズンハイの365ヤード、タッチダウン1回、インターセプト1回、パサーレーティング97.2を記録している。

指のケガが長引くかどうかはまだ分からないが、スタッフォードはその頑健さで知られており、4勝1敗のラムズが前進していくにあたってそれは良い要素だ

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