バッファロー・ビルズがチームの鍵となる若いコーナーバック（CB）を囲い込もうとしている。

タロン・ジョンソンがビルズと3年間で2,400万ドル（約26億9,000万円）の延長契約について同意したと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが伝えている。新契約ではおよそ1,400万ドル（約15億7,000万円）が保証されることになるという。

その後、チームから正式発表があった。

ジョンソンは過去2シーズンでバッファローの強力なディフェンスにおいて欠かせない役目を果たしてきた。2018年のNFLドラフトで4巡目に指名され、ここまでレギュラーシーズン42試合に出場して（先発23回）、タックル合計201回（タックル・フォー・ロス9回）、パスディフェンス20回、ファンブルフォース4回とインターセプト2回（リターンタッチダウン1回）を記録している。

25歳のジョンソンは昨年のプレーオフでボルティモア・レイブンズのクオーターバック（QB）ラマー・ジャクソンから101ヤードのピック6を決めてその名を知らしめた。ビルズはそれに助けられ、AFCチャンピオンシップゲームに進んでいる。これまで出場したプレーオフゲーム4試合で、ジョンソンはタックル合計17回（タックル・フォー・ロス2回）、パスディフェンス4回とインターセプト1回をマークした。

2021年のNFLシーズン第4週までに、ビルズのディフェンスは1試合平均の被ヤードがNFLで最も少なく（216.8ヤード）、取られた平均ポイント（11.0点）、ターンオーバー差（+7）でもランキング首位に立っている。ジョンソンのような若手選手を契約でつなぎ留めておくことは両サイドにとって有益であり、この先のバッファローの守備面の強さを維持するための鍵となる。

【M】