肩負傷のパッカーズCBアレクサンダーがIR入り、少なくとも3試合を欠場へ
2021年10月10日(日) 06:07現地9日(土)、グリーンベイ・パッカーズは肩を痛めているコーナーバック(CB)ジャイア・アレクサンダーを故障者リザーブ(IR)に登録したと発表した。故障者リザーブに置いたことでチームは少なくとも3週間、オールプロに選出されたこともあるアレクサンダー不在の状態で試合に臨む。
アレクサンダーを短期的な処置としてIRに入れたのは、負傷した肩がシーズン終了までに手術なしで治癒するかどうかを確認するためだ。アレクサンダーは10日に控えるシンシナティ・ベンガルズ戦に欠場することが決まっている。
金曜日にチームの公式サイトでヘッドコーチ(HC)マット・ラフルアーは「明確になってきた。(手術するかどうかを)決める前に治るのを待って、今後の状態を見極めたい」とコメントし、次のように続けた。
「ケガが効果的な方法で治り、彼が数週間で復帰できることを願っている」
パッカーズがピッツバーグ・スティーラーズを制した試合の第3クオーターでアレクサンダーは右肩を負傷し、試合に戻ることはなかった。この1週間、パッカーズとアレクサンダーはケガの程度について専門家に相談していた。そして、チームはアレクサンダーの肩が自然に治るのを待つことにしたと見られている。
今季4試合でアレクサンダーはインターセプト1回、パスディフェンス3回、タックル13回を記録。パッカーズはシーズン開幕を前に2020年に自身初のオールプロに選出された24歳のアレクサンダーの5年目オプションを行使している。
アレクサンダー不在の間にさらなる活躍が期待されるのはドラフト1巡目に指名され、ルーキーシーズンですでに先発の座を勝ち取ったCBエリック・ストークスだ。脳震とうで過去2試合を欠場していたケビン・キングはデプスを厚くするという意味でタイムリーな復帰を果たしている。
【RA】