サンフランシスコ・49ersのタイトエンド（TE）ジョージ・キトルが負ったふくらはぎのケガは治癒に時間を要する状況であり、完治に向けてチームは適切な措置を講じている。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロによると、キトルは故障者リザーブ（IR）に登録されたため、少なくとも3試合の欠場を余儀なくされるという。チームも後に、このIR登録について正式に発表している。

シーズン中にキトルがケガに苦しむことよりも、IRに入れておく選択がなされたとペリセロは付け加えた。今週の練習に参加していなかったキトルは現地10日（日）に行われるアリゾナ・カーディナルス戦にはダウトフルとなっていた。

IRに登録されたキトルは少なくとも3試合を欠場すると見られるが、49ersは次戦がバイウイークとなるため、最短でも復帰はシーズン第9週となる。修正されたIRルールではリスト入りした選手は3週間ではなく3試合欠場しなければならない。ペリセロによれば、49ersはキトルがシーズン第9週のカーディナルス戦に間に合うことを期待しているとのこと。

キトルの欠場は今季2勝2敗の49ersだけでなく、今週日曜日のカーディナルス戦でNFL初先発を果たす新人クオーターバック（QB）トレイ・ランスにとっても不幸なことだ。今季4試合でキトルはキャッチ19回で227ヤードを記録しており、ワイドレシーバー（WR）ディーボ・サミュエルに次いでチーム内で2位の成績を残している。

【RA】