指の手術後、シーズン第10週での復帰を目指すシーホークスQBウィルソン
2021年10月11日(月) 01:11シアトル・シーホークスのクオーターバック(QB)ラッセル・ウィルソンの意のままになれば、指の手術を受けてから、わずか3試合の離脱で済むかもしれない。
シーホークスは現地8日(金)に右中指の手術を受けたウィルソンをシーズン第10週に復帰させようとしていると、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた。ウィルソンはバイウイークをはさんで11月14日(日)に開催されるグリーンベイ・パッカーズ戦で復帰することを望んでいる。
ラポポートによると、ウィルソンはパッカーズ戦までに復帰できなくとも、シーホークスが地区ライバルのアリゾナ・カーディナルスを迎えるシーズン第11週までには復帰したいと考えているとのこと。
木曜夜に実施されたロサンゼルス・ラムズ戦でウィルソンは投球側の手の中指に伸筋腱断裂(マレットフィンガー)と近位指節間関節の粉砕脱臼骨折という2種類のケガを負った。手の専門医に相談してから臨んだ金曜日の手術は成功し、手術後、ウィルソンは写真に「ライオンハート(勇敢な心)」というキャプションをつけてソーシャルメディアに投稿している。
この手術では中指を安定させるために3本のネジが必要だった。ウィルソンの中指は数週間、ギプスで固定された後、強化運動ができるようになれば添え木をあてられると、ラポポートは付け加えている。
当初、ウィルソンのリハビリには最低でも6週間かかると言われていたが、ウィルソンはその期間を2週間ほど短縮しようとしている。
バックアップのベテランQBジーノ・スミスはシーホークス(2勝3敗)を率いて、少なくとも次の3試合、ピッツバーグ・スティーラーズ、ニューオーリンズ・セインツ、ジャクソンビル・ジャガーズと対戦に臨むことになる。
ウィルソンはNFLキャリアを通して一度も欠場したことがなかった。順調にいけば、3試合の欠場のみでウィルソンは再びフィールドに立てるだろう。
【RA】