ジャイアンツが足首負傷の先発LTアンドリュー・トーマスをIRに
2021年10月20日(水) 10:52ニューヨーク・ジャイアンツのオフェンシブタックル(OT)アンドリュー・トーマスが故障者リザーブ(IR)リストに置かれた。
トーマスは左足の負傷によってシーズン第5週の試合を欠場。シーズン第6週にロサンゼルス・ラムズに敗れた試合で復帰したものの、第2クオーターで足首を負傷して再び戦線を離脱した。トーマスは9月1日以降にIRに置かれた選手に適用されるNFLのルールが規定する最小限の期間である、3週間にわたって離脱すると見られている。つまり、チームは来るカロライナ・パンサーズ、カンザスシティ・チーフス、ラスベガス・レイダースとの試合を、クオーターバック(QB)ダニエル・ジョーンズのブラインドサイドを守る先発選手なしで戦うことになるということだ。その後はバイウイークでさらなる回復を図った後、トーマスは最も早ければシーズン第11週に戻ってくることができる。この時の対戦相手は才能あるパスラッシャ―たちを擁するタンパベイ・バッカニアーズだ。
『New York Post(ニューヨーク・ポスト)』によれば、ジョーンズは「アンドリューは素晴らしい選手だ。彼は今年、俺たちのためによくやってくれている。彼は大事なピースだ」と話したという。
今回の報せはNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)東地区最下位に沈む1勝5敗のジャイアンツにとって、また新たな後退となっている。ランニングバック(RB)セイクワン・バークリーやタイトエンド(TE)エバン・エングラムに加えて、複数のワイドレシーバー(WR)たちが負傷を抱え、今季のジョーンズの周りには十分な武器がそろっていない。トーマスの負傷によって、試合平均獲得ヤード(360.7)で16位につけるジャイアンツ攻撃陣にはさらなる脅威が訪れている。
2020年ドラフトの全体4位で指名されたトーマスはルーキーイヤーにジャイアンツで15試合に先発。ジャイアンツは第5週の試合でマット・パートをトーマスの代役に立てており、第6週にトーマスがケガをして以降も同じ措置を取った。
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