手を骨折したままプレーを続行したビルズTEノックス
2021年10月20日(水) 09:32現地18日(月)にバッファロー・ビルズがテネシー・タイタンズに敗れた試合で、ビルズのタイトエンド(TE)ドーソン・ノックスが2ポイントコンバージョンでクオーターバック(QB)ジョシュ・アレンに投じた不安定なパスについて、詳しいことが分かってきた。ノックスは骨折を抱えたままプレーしていたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが伝えている。
ノックスのフィールド復帰までのタイムラインは出ていないものの、ガラフォロが報じたところによれば、チームのトップタイトエンドの離脱期間はそれほど長くならないという希望があるようだ。
ビルズのヘッドコーチ(HC)であるショーン・マクダーモットは後に、ノックスが手を骨折していたこと、ならびに現時点でノックスの復帰までのタイムラインは出ていないことを認めている。
ノックスは6試合が終わった時点ですでにキャリアハイのタッチダウン5回を記録。ターゲット27回中21回のキャッチを決めて286ヤードを稼いでおり、これらの数字もキャリアベストのペースで来ていた。
ノックスは砲丸投げのようなスタイルのアレンへのパスで、巧みなトリックプレーを決めた。後になって、ノックスがその時点ですでに手の骨折を抱えていたことが分かっている。アレンはプレーを変えようとしたものの、ノックスはそのコールを続行するよう主張した。
「だから俺たちはあいつが好きなんだ」とアレンはノックスについて語っている。
ケガのタイミングとしては幸いなことに、ビルズは今週がバイウイークとなっている。次の試合は10月31日(日)にホームで実施されるマイアミ・ドルフィンズ戦だ。ノックスの離脱期間がどのくらいになるかはさておき、チームはその間に3年目のバックアップであるトミー・スウィーニーを代役に立てるだろう。スウィーニーは今年、キャッチ4回で4ヤードを記録している。もう一人のアクティブなタイトエンドであるカハレ・ワリングは今季にまだキャッチを記録していない。
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