レイブンズLTスタンリーが足首手術で今季終了
2021年10月20日(水) 06:06ボルティモア・レイブンズは傑出した才能を持ちながら足首を負傷したレフトタックル(LT)ロニー・スタンリー不在の状態で残りのシーズンを過ごすことになった。チームによると、今季6試合中5試合を欠場していたスタンリーは手術を受ける予定だという。
足首の負傷により2季連続でシーズン終了となったスタンリー。2020年には6試合に先発出場し、今年はラスベガス・レイダースとの開幕戦に出場しただけだった。現在は故障者リザーブ(IR)に登録されている。
スタンリーは「シーズン開幕時にこんな風になるなんて望んでいなかったし、予想もしていなかった。チームや街のためにプレーできるように、去年は100%健康でいるためにできることをすべてやってきた。俺は選手として、仲間やチームのために自分の体を犠牲にしてでも目標を達成したいと思っている。今の時点では足首が本来の状態に戻っていない」とコメントした。
スタンリーは昨年、負傷する直前に5年9,875万ドル(約113億円)の契約延長にサインしていた。かつてノートルダム大学のスター選手だったスタンリーは2016年にドラフト1巡目(全体6位)でレイブンズ指名されて入団を果たし、2019年にはオールプロに選出されている。
レイブンズはオフシーズン中にドラフト指名権4つと引き換えにライトタックル(RT)オーランド・ブラウンをカンザスシティ・チーフスにトレードしたため、今季はフリーエージェント(FA)契約を結んだアレハンドロ・ビラヌエバをRTに起用しようと考えていた。しかし、スタンリーが負傷してからはビラヌエバがLTに転向し、万能型のパトリック・メカリがRTを務めている。
ヘッドコーチ(HC)ジョン・ハーボーは日曜日にメカリについて「彼にはこれ以上ないほど満足している――ランブロッキングやパスプロテクション――当然、その多才さにも、だ。彼はライトタックルに固定されているが、今ではこれ以上の選手はいないと思うほどだ」と語っている。
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