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PUPリストから復帰したCBギルモアがファルコンズ戦でパンサーズデビュー

2021年10月31日(日) 10:04


ニューイングランド・ペイトリオッツのスティーブン・ギルモア【NFL】

コーナーバック(CB)スティーブン・ギルモアの制限が正式に解除された。

スターCBであるギルモアは現地30日(土)にPUP(故障者)リストを脱してアクティブ登録され、日曜日に開催されるアトランタ・ファルコンズ戦でカロライナ・パンサーズの一員としてデビューすることになった。昨年12月に大腿(だいたい)四頭筋を負傷したギルモアにとって日曜日の試合はシーズンデビュー戦にもなる。

10月初旬、ギルモアは2023年ドラフト6巡目指名権と引き換えにニューイングランド・ペイトリオッツからパンサーズにトレードされた。2019年には守備部門年間最優秀選手に選ばれた経歴を持つギルモアにしては控えめな対価とも言える。3年連続でプロボウルに選出された後、フリーエージェント(FA)になりかけたギルモアは新たな契約を求めていた。まずは、不調が続くパンサーズをサポートしようとしている。

パンサーズはシーズン開幕から3勝0敗で9月まではリーグ屈指のディフェンス力を誇っていた。しかし、その後は4連敗となり、攻守両面に問題が生じている。また、ドラフト1巡目で指名された新人CBジェイシー・ホーンが足を骨折したことを受けてギルモアは獲得された。『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ジアルディはトレード時、ギルモアは健康で、大腿四頭筋に「問題は一切ない」と報じていた。

今週末、ギルモアは先発出場を果たすことでそれを証明できるようになる。

【RA】