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ベアーズのナギーHCは引き続きCOVID-19プロトコルに、49ers戦はコーチせず

2021年10月31日(日) 01:29


シカゴ・ベアーズのマット・ナギーHC【AP Photo/Wade Payne】

シカゴ・ベアーズは日曜日のサンフランシスコ49ers戦で、ヘッドコーチ(HC)のマット・ナギーなしで2連敗の流れを断ち切らなければならない。

現地30日(土)、ベアーズはナギーが引き続き新型コロナウイルス感染症(COVID-19)プロトコルにとどまるため、シーズン第8週のホームゲームでは指揮を執らないと発表した。スペシャルチームコーディネーターのクリス・テイバーが代わりを務めることになる。ナギーはワクチンの接種を済ませているが、25日(月)に新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したことが明らかになった。ナギーがシカゴにやってきた2018年からベアーズのスペシャルチームを指導してきたテイバーは、今週ずっとHC役としてチームの準備を進めてきた。

ベアーズは4人の選手がリザーブ/COVID-19リストに入り、ナギーが陽性となってから、ワクチン接種の状況に関係なくチーム施設周辺でのマスク着用を義務づけ、全選手に毎日検査を実施するなど、より厳しいプロトコルに取り組んでいる。

パスラッシャーのロバート・クィンとライトタックル(RT)イライジャ・ウィルキンソンは金曜日にリザーブ/COVID-19リストから外されたが、オフェンシブラインマンのジャーメイン・アイフディは検査で陽性となったため、リストに加えられたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロは伝えている。

すでに足のケガでラインバッカー(LB)カリル・マックが除外されており、ベアーズの人手不足は深刻だ。彼らは今年、ソルジャー・フィールドで2勝1敗となっており、2週間前にグリーンベイ・パッカーズに24対14で敗れたばかりだ。49ers(2勝4敗)は最初の2週で勝った後は4連敗している。

2021年のレギュラーシーズンで新型コロナウイルスのために試合を休むNFLコーチはナギーで2人目。もう1人は第6週に陽性となったアリゾナ・カーディナルスのクリフ・キングスベリーだ。

【M】