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シーホークスQBウィルソン、骨折した指の固定用ピンを除去

2021年11月02日(火) 10:33


シアトル・シーホークスのラッセル・ウィルソン【Perry Knotts via AP】

指の手術を受けてからほぼ1カ月が経ち、シアトル・シーホークスのクオーターバック(QB)ラッセル・ウィルソンが自らの健康状態について現地1日(月)に大きな進展を報告した。

ウィルソンは骨折した中指の固定に用いていたピンを抜いたことを『Twitter(ツイッター)』で明らかにしている。フィールド復帰に向け、リハビリは順調に続けられている模様だ。

ウィルソンがこれを明かしたのは、ヘッドコーチ(HC)ピート・キャロルがいつピンを除去するのかは知らないと話してから数時間後のことだった。キャロルHCはまた、それがいつになるかはともあれ、スターQBがラインアップに戻ってくるまではもうしばらくかかる見込みだと話していた。

『The News Tribune(ニュース・トリビューン)』によれば、キャロルHCは「はっきりしたタイムフレームがある。彼らは、それはピンが抜かれてから数日かかると考えており、彼はそこから進んでいける」と述べ、次のように続けていたという。

「本当に、彼の復帰については最高の形になるよう望んでいる。彼が手を、そして指を使い始め、フットボールを使うといったすべてのことで、あらゆることが本当にうまく対処されるように。われわれはとにかく良い仕事をして、どうなるか見てみるしかない。今のところ新しい情報はない」

10月15日以来、ウィルソンは故障者リザーブ(IR)に置かれており、シーホークスが敵地でグリーンベイ・パッカーズと戦うシーズン第10週での復帰を見据えてきた。ピンを抜いたことがすなわち近い段階での復帰の兆候だと考えている人々は用心する必要がある。なぜなら、ウィルソンのステータスを決定するまでにはまだ超えるべきハードルがいくつかあるからだ。

ウィルソンの代役としてQBジーノ・スミスを先発に据えて1勝2敗を記録しているシーホークスは、今週がバイウイークになっている4チームのうちの一つだ。

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