第9週の週間最優秀選手賞にチャージャーズQBハーバートやファルコンズQBライアンなど
2021年11月11日(木) 10:54今週のNFL週間最優秀選手賞(POTW)を代表したのは、劇的な勝利に鮮やかなパフォーマンスで貢献したアトランタ・ファルコンズのクオーターバック(QB)マット・ライアンとロサンゼルス・チャージャーズのQBジャスティン・ハーバートだ。
ハーバートとライアンは現地10日(水)の朝にリーグが発表した賞でシーズン第9週の活躍を称えられた。
AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)週間最優秀攻撃選手賞が送られたハーバートは、日曜日に行われたフィラデルフィア・イーグルス戦でチャージャーズを27対24の勝利に導いた。ハーバートはタッチダウンを3つ決め(うち2つがパッシングタッチダウン)、パス38本中32本(84.2%)を成功させて、インターセプトなしで356ヤードを積み上げるという驚異的な数字を記録した。パサーレーティングは123.2を獲得している。
ライアンは343ヤードとタッチダウン2つをマークし、ニューオーリンズ・セインツを27対25で下したファルコンズをけん引。NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)週間最優秀攻撃選手賞に選ばれた。ライアンはパス30本中23本(76.6%)を成功させる中でピックはなく、135.8のパサーレーティングを得ている。
ジャクソンビル・ジャガーズのディフェンシブエンド(DE)であるジョシュ・アレンは、チームがバッファロー・ビルズを9対6で破った際に活躍し、AFC週間最優秀守備選手賞を受賞した。アレンはタックル8回、サック1回、タックルフォーロス2回、インターセプト1回、ファンブルリカバリー1回を記録し、ビルズのQBジョシュ・アレンに大きなダメージを与えている。
カンザスシティ・チーフスのパンター(P)トミー・タウンスエンドはこれまであまり出番がなかったが、13対7で勝利したグリーンベイ・パッカーズ戦では重要な役割を果たした。タウンスエンドがこの日蹴った最も長いパントは64ヤードだった上に、パント1回あたり平均56.8ヤードという見事な働きを見せ、6回中5回のパントはすべて敵陣20ヤード以内に着地させている。その功績が称えられ、AFCのスペシャルチーム部門で週間最優秀選手に選ばれた。
ニューヨーク・ジャイアンツがラスベガス・レイダースに23対16で勝利した際に大活躍したビッグブルーのセーフティ(S)ゼイビア・マッキニーに、NFC週間最優秀守備選手賞が送られた。マッキニーはタックル7回を記録したのに加え、2回マークしたインターセプトのうちの1回では41ヤードを走ってタッチダウンを決めている。
ミネソタ・バイキングスのルーキーランニングバック(RB)キーン・ヌワングウーは、オーバータイムの末にボルティモア・レイブンズに敗れた試合で2つの重要なプレーを見せたことでNFCスペシャルチームの週間最優秀選手として評価された。ヌワングウーはフェイクパントのプレーで9ヤードを稼いでファーストダウンを成功させ、キックオフリターンでは98ヤードを走り抜いてタッチダウンにつなげ、今週最大のビッグプレーを披露している。
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