新しい週が来て、ニューヨーク・ジェッツのクオーターバック（QB）ポジションはまた回転する。今回はエキサイティングな動きになりそうだ。

今一番の注目を集めるバックアップQBマイク・ホワイトが戻ってくる。ジェッツのヘッドコーチ（HC）であるロバート・サラーが報道陣に対し、ホワイトが日曜日のバッファロー・ビルズ戦で先発すると明かした。最近加入したベテランのジョー・フラッコはバックアップを務める。

ルーキーのザック・ウィルソンの代役としてNFLの表舞台に登場したホワイトは、ジェッツファンの心をすっかり魅了した。この傾向はウィルソンが膝の負傷から復帰しても終わらないかもしれない。ウィルソンは“正しい方向に向かっている”ものの、シーズン第10週にプレーできるほどではないという。

『SNY』のラルフ・バッキアーノによれば、サラーHCはシーズン第10週が終わった後のQBプランについて「それは組織的に発生すると思う。われわれがそうすると考えているようにマイクが並外れたことを続ければ、それは奇妙なことではなく、素晴らしいことだ」と話したという。

負傷したウィルソンの代わりとしてシーズン第8週に先発したホワイトは、たちまちその存在をジェッツファンに知らしめ、それまでの試合で絶好調だったシンシナティ・ベンガルズを相手にチームを見事な逆転勝利へと導いた。そして、すべての目はホワイトの次の舞台であるサーズデーナイトのインディアナポリス・コルツ戦に注がれた。

しかし、そこでホワイトは急停止を強いられる。コルツとの試合中に前腕を負傷し、戦線を離脱したのだ。ベテランのバックアップQBジョシュ・ジョンソンがホワイトの代役として果敢に戦ったものの、最終的には2戦連続で逆転勝利を飾るには至らなかった。

サラーHCによれば、今季に練習生から昇格された回数が多すぎるため、ジョンソンはシーズン第10週のバックアップQBにはならないという。フラッコはジェッツが自身をトレードするのに費やした時間に値することを証明する最初のチャンスを手にした。今季に初めてジェッツのユニフォームを身に着けるフラッコは、すでに緊急の場合に出場する準備を整えている。

一方のフラッコは、インディアナポリスでつまずく前の地点から再び進んでいこうとしている。

【A】