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パンサーズ戦での復帰に楽観的なカーディナルスQBマレー

2021年11月11日(木) 08:59


アリゾナ・カーディナルスのカイラー・マレー【AP Photo/Rick Scuteri】

足首を負傷したアリゾナ・カーディナルスのクオーターバック(QB)カイラー・マレーは1試合の欠場だけで済むかもしれない。

現地10日(水)、マレーはケガからの回復に良い意味で“クレイジー”な進展があり、日曜日に予定されているカロライナ・パンサーズ戦の出場については楽観していると語ったという。カーディナルスの番記者であるダレン・アーバンが伝えた。それにもかかわらず、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じたところによれば、マレーは水曜日の練習には参加できなかったとのことだ。

NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)西地区首位のカーディナルスは、ロサンゼルス・ラムズに対する1ゲームのリードを保とうとしており、マレーの復帰が待たれている。マレーはNFLで最も得点能力が高い攻撃陣の一つを率いており、今のNFLで最高のパス成功率72.7%をマーク。スクランブルでプレーを広げてディープな位置に正確なボールを投じるマレーの能力と才能あるレシーバー勢が、リーグ2位の試合平均30.8ポイントというカーディナルスの得点力につながっている。

マレーは先週の練習に参加しておらず、シーズン第9週にチームがサンフランシスコ・49ersを下した試合では、出場の可能性が見込まれながらもインアクティブとなっていた。ベテランのバックアップであるコルト・マッコイが代役として力を発揮し、カーディナルスを8勝1敗に導いている。また、カーディナルスからはハムストリングを負傷してマレーと同様にインアクティブとされていたワイドレシーバー(WR)ディアンドレ・ホプキンスも欠けていた。パンサーズ戦でのホプキンスのステータスもまだ分かっていない。

マレーはシーズン第8週のサーズデーナイトゲームだったグリーンベイ・パッカーズとの試合で足首を負傷した。この試合でカーディナルスは今季初黒星をつけられている。

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