バイキングスOLダコタ・ドジアーが新型コロナ感染で入院
2021年11月11日(木) 06:32ワクチンを接種した選手が現地9日(火)夜に救急病院に入院したミネソタ・バイキングスでは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する懸念が一層高まっている。
10日、ヘッドコーチ(HC)を務めるマイク・ジマーは報道陣に対して「ワクチンを接種した選手の1人が昨夜、COVIDの影響により救急車で搬送された。濃厚接触があったとして、私も含め、29人が検査を受けている」と説明した。
ジマーHCは入院中の選手の名前を明かさなかったものの、状態は安定しているとコメント。その後、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが入院した選手はオフェンスラインのダコタ・ドジアーであると報じている。ドジアーは先週金曜日にCOVID-19リストに登録されていた。
濃厚接触により検査を受ける29人については、NFLのCOVID-19ポリシーにおいてワクチン接種者の隔離は義務付けられていない。バイキングスは月曜日、ラインバッカー(LB)ライアン・コネリーをリザーブ/COVID-19リストに、オフェンシブラインマンのティム・パリスを練習生のリザーブ/COVID-19リストに入れており、これでリザーブ/COVID-19リストに登録された選手は全部で5名になる。ワクチン接種済みのセンター(C)ギャレット・ブラッドベリーはブレイクスルー感染により、チームがオーバータイムの末にボルティモア・レイブンズに敗れた試合を欠場し、ディフェンシブバック(DB)ハリソン・スミスと同様に7日にリザーブ/COVID-19リスト入りした。
ジマーHCはシーズン前からワクチン接種の重要性を説いており、チームも感染症の専門家を招いて選手の教育に力を入れていた。
バイキングスは14日に敵地でロサンゼルス・チャージャーズと対戦する予定だ。
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