肩を痛めているサム・ダーノルドが故障者リザーブ（IR）に登録されることになった。

カロライナ・パンサーズのヘッドコーチ（HC）マット・ルールは現地10日（水）、クオーターバック（QB）ダーノルドの回復に4週間から6週間を要すると見込んでおり、その間、IRで過ごすことになるだろうと明かした。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは火曜日にダーノルドが投球側の腕の肩甲骨にヒビが入ったと報じていた。

14日に控えるアリゾナ・カーディナルス戦の先発QBはP.J.ウォーカーが務める。ウォーカーはこれまでのキャリアで1試合に先発出場――昨年のシーズン第11週に行われたデトロイト・ライオンズ戦でパンサーズを20対0の勝利に導いている――し、34回のパスを投げて24回成功、258ヤード、1タッチダウン、インターセプト2回を記録してパサーレーティングは77.8だった。

ダーノルドは今季を通して苦戦を強いられ、日曜日に行われたニューイングランド・ペイトリオッツとの試合では肩を痛めた状態にもかかわらずプレーしたことで問題がさらに悪化。ルールHCは肩を痛めたのは第2クオーターだったようだと付け加えている。

ルールHCは「後半を見ると、明らかに何かしらを抱えながらプレーしていた」とも語った。

ダーノルドの今季のパサーレーティングは71.3で評価資格のあるクオーターバックの中では31位にランクされている。シーズン第10週を迎えた時点でダーノルドよりもパサーレーティングが低いのはルーキーのジャスティン・フィールズ（シカゴ・ベアーズ）とザック・ウィルソン（ニューヨーク・ジェッツ）だけだ。これまでの9試合を通してダーノルドは7回のタッチダウンを記録、パス成功率は59.5％、インターセプト11回（NFL最多タイ）、パス1回あたりの獲得ヤードは6.5にとどまっている。

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