ブロンコス、WRサンダースが3年33億円で契約延長
2016年09月09日(金) 03:30第50回スーパーボウルを終えてから、デンバー・ブロンコスがラインバッカー(LB)のボン・ミラーとワイドレシーバー(WR)のブランドン・マーシャルと契約合意に達するまで数カ月を要した。WRマーシャルは3,200万ドル(約32億5,000万円)の4年契約にサインしている。
前年度のスーパーボウルを制したブロンコスは同じ顔合わせとなるカロライナ・パンサーズとの開幕戦を目前に控えた7日(水)、WRエマニュエル・サンダースとの契約を延長し、最後の一仕事を終えた。
ブロンコスのジェネラルマネジャー(GM)を務めるジョン・エルウェイは『Twitter(ツイッター)』を通じてベテランWRのサンダースと3年の契約延長を交わしたことに触れ、「サンダースは常に全力でプレーする。われわれは彼の戦う姿勢が好きだ」と発言。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のジェームス・パルマーが伝えるところによれば、サンダースの契約は3年3,300万ドル(約33億5,100万円)で2019年まで有効とのこと。サンダースは保証額2,700万ドル(約27億4,200万円)を受け取ることになると、同じくNFLネットワークのイアン・ラポポートが付け加えた。
この契約延長の前までサンダースは2014年に交わした3年契約1,500万ドル(約15億2,400万円)の最終年として560万ドル(約5億6,800万円)を受け取る準備をしていた。同僚のWRデマリアス・トーマスもまた、昨オフシーズンに5年7000万ドル(約71億1,000万円)で契約に調印。これはブロンコスの新クオーターバック(QB)であるトレバー・シーミアン、究極を言えばルーキーQBのパクストン・リンチにまで、WRのサンダースとトーマスが同じチームにいることを約束するものとなる。
ブロンコスは偶然にも2年連続で複数の1,000ヤードレシーバーを保有する初めてのチームとなる。
サンダースはもはやNFL全体でも若さのあるWRではないが、ゲイリー・キュービアックのシステムに見事に適応し、いまだオフェンスの重要な役割を担っている。たとえ2016年のブロンコスがどんなにラン重視になろうと、それは変わらないだろう。