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ラムズ加入について語るWRオデル・ベッカム、「心の中でこれが正しいと感じた」

2021年11月14日(日) 13:00

オデル・ベッカム【AP Photo/Marcio Jose Sanchez】

太陽の光が降り注ぐロサンゼルスにいるワイドレシーバー(WR)オデル・ベッカムは現在、新しいチームに馴染んで笑顔を見せている。

ベッカムは現地13日(土)にメディアの前に姿を現し、ロサンゼルス・ラムズとの契約を決めたことについて次のように説明した。

「意思決定には時間がかかったけど、それは期待感を高めるためでも何でもない。これは俺の人生だし、いろいろと経験してきたと思っている。今、フットボールをプレーする準備はできているし、ここに多くのことを捧げ、たくさん傷ついてきた。ただただ、心の中で、魂の中で、これが正しいと感じた・・・ここはとても良いチームだ。7勝2敗で、すごいことを成し遂げるチャンスがあって、俺はただ、その一部になりたかったんだ」

月曜日に控えるサンフランシスコ・49ers戦での出場を期待しているのかと質問されたベッカムは、それはコーチングスタッフ次第だと答えている。

「今は、いかに早くプレーブックを覚えるかを考えている。彼(ヘッドコーチのショーン・マクベイ)が必要とするならば、どんなことでも喜んでやるよ。だから、月曜日になれば分かると思う」

クリーブランド・ブラウンズとの契約が突然に終了した後、木曜日にラムズと契約してフットボール界に衝撃を与えたベッカム。月曜日に正式にリリースされると火曜日にはウェイバーを通過し、キャリアで初めてフリーエージェント(FA)となった。

複数のチームがベッカムの獲得に乗り出しているとうわさされていたため、ベッカムの次の行き先は週を通して大きな話題となっていた。ベッカムは最終的にラムズとグリーンベイ・パッカーズに候補を絞り、最終的にはスター選手が勢ぞろいしているラムズに加わることを決心している。

ベッカムは「この10日間くらいは俺にとってかなりクレイジーな日々だったよ。でも、今ここにいるのは恵まれているし、幸せだ」とコメント。

複数の選手が1週間を通して彼に接触していた中で、ラムズが彼を追い求めていたことがカリフォルニアに来る要因になったと報道陣に対して明かしたベッカムはこう語っている。

「それは間違いなく要因の1つだ。自分が愛されている、必要とされている、歓迎されていると感じる場所にいたいものだろう。ボン(ミラー)やジャレン(ラムジー)、そしてレシーバーのみんなから、電話を受けたときにそう感じた。心に響いたんだ」

WRロバート・ウッズが金曜日の練習中にACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂し、今季残りの試合を欠場するという一報が土曜日に届いたことで、ベッカムの加入はさらに重要な意味を持つようになった。

ウッズの負傷についてベッカムは「その瞬間を除いては、ここへ来たのはすべて正しいと思っていた」と明かし、「(ウッズが)フェイスタイムで電話をかけてきたんだ。言葉を交わし合って、一緒に仕事をすることや、俺にとっては彼から学べることがどれほど楽しみかを語り合った」と続けている。

【RA】