パッカーズRBジョーンズは軽度のMCL捻挫、1週間ないし2週間の離脱へ
2021年11月16日(火) 07:13グリーンベイ・パッカーズにとってシーズン第10週に挑んだシアトル・シーホークス戦は勝利した一方で主力選手の負傷という、ほろ苦いものとなった。
ただ、そのほろ苦さも現地15日(月)を迎えて少しばかり軽減されているかもしれない。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、膝を痛めて戦線離脱したランニングバック(RB)アーロン・ジョーンズは、MRI検査の結果、軽度のMCL(内側側副靭帯/ないそくそくふくじんたい)捻挫だったことが分かり、1週間から2週間の離脱になるとのこと。
ヘッドコーチ(HC)のマット・ラフルアーはジョーンズの診断結果を認め、「長期的なものにはならないと思う。彼はフィールドに出たがるタイプなので、どれだけ早くに回復できるか、日々の観察を続けていく」と『ESPN』に語っている。
ジョーンズのケガが深刻なものである可能性が伝えられており、パッカーズファンはチームの勝利後、スターランニングバックに関する最悪のシナリオを想定して苦難に耐えられるよう備えていた。2年目のA.J.ディロンもいるため、パッカーズはランニングバック陣に不在者が出ても対応できるようになっているとはいえ、ランとパスの両方でフィールドに脅威をもたらすジョーンズの代わりを配置するのは非常に難しいだろう。加えて、パッカーズはアリゾナ・カーディナルス戦で膝を負傷したカイリン・ヒルを失っており、選手層の薄さが目立ってもいる。
今季、10試合に出場して800以上のスクリメージヤードと7回のタッチダウンを記録したジョーンズ不在の間をどう過ごすか、パッカーズは考えていかなければならない。
一方、ラフルアーHCは月曜日、報道陣にエッジラッシャーのラシャン・ゲイリーが負った肘のケガについてはまだ評価中だと明かし、ラインバッカーのホイットニー・マーシラスが抱える上腕二頭筋の負傷は「タフなもの」だと述べた。
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