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ベッカムの離脱は「胸に刺さった」とブラウンズWRランドリー、「今もそのままだ」

2021年11月18日(木) 00:16

クリーブランド・ブラウンズのジャービス・ランドリーとオデル・ベッカム【AP Photo/David Richard】

クリーブランド・ブラウンズがオデル・ベッカムを放出し、ジャービス・ランドリーは親友とのプレーに別れを告げなくてはならなかった。その後ベッカムはロサンゼルス・ラムズと契約している。食べ物を必要とする地元の家族に1,000以上の食事を配給する活動をしているランドリーは、2年目の『Thanksgiving Food Drive(サンクスギビング・フード・ドライブ)』に参加しながら、“OBJ”ことベッカムをめぐる展開は見ていて胸が痛かったと発言した。

「すごくつらかったよ」と現地16日(火)、『The Cleveland Plain Dealer(クリーブランド・プレイン・デイーラー)』がその言葉を伝えている。「胸に刺さった。今もそのままだ」

ランドリーとベッカムはNFLやルイジアナ州立大学(NFL)に入るよりもずっと前からの親友同士だ。ランドリーがOBJとチームの問題解決に役立てなかったということは、対立した両者の希薄な関係を強調することになった。ベッカムはフィールド上で活躍を見せることができず、半ば強引に出ていく形で町を後にした。

なぜ彼はクリーブランドでうまくいかなかったのかと聞かれ、ランドリーは答えている。「俺には分からない」

ランドリー自身、今シーズンはなかなかエンジンがかからずに苦しんでいる。5度のプロボウルに選ばれたワイドレシーバー(WR)はここまでレシーブ23回で219ヤードにとどまっており、プレーした6試合で得点はまだない。1試合平均36.5レシーブヤードという彼の成績はNFL全体で86位だ(OBJは35.7ヤードで3つ下にいる)。

「俺だって大してボールをつかめていない」とランドリーは言う。「でも結局のところ、俺は与えられた機会の中で(最大限に)やることができた。ああ、俺だって(ケガの)問題と戦っている。けど、日曜日になるといつだって全力を尽くしてきた。それはこれからも絶対に変わらない」

クリーブランドのWRの苦戦は、大部分がクオーターバック(QB)ベイカー・メイフィールドの苦戦から始まっている。元々肩を痛めていた上に、日曜日のデトロイト・ライオンズ戦を前に足の痛みや膝のケガを抱えているQBをランドリーは擁護した。

「彼はタフな男だし、俺たちと一緒に出られるようにしようと、必要なことを全てやっている」とメイフィールドについて彼は述べた。「プレーメーカーとしてボールが空中にある間、俺たちはベストを尽くすし、まずは彼が健康にならなきゃいけない状況だってことを理解し、知っている。それでも俺たちは一緒にプレーするし、お互いのためにプレーしている。彼はいつだって最善を尽くしている。それだけでいいんだ」

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