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ライオンズQBゴフは練習不参加、QBボイルがファーストチームで練習

2021年11月18日(木) 11:22


デトロイト・ライオンズのジャレッド・ゴフ【AP Photo/Paul Sancya】

デトロイト・ライオンズがクリーブランド・ブラウンズと戦う現地21日(日)の試合でクオーターバック(QB)ポジションに新顔を据える可能性が高くなってきた。

先発QBのジャレッド・ゴフは斜筋の負傷によって水曜日の練習を欠席しており、QBティム・ボイルがファーストチームの練習に参加するとライオンズのヘッドコーチ(HC)のダン・キャンベルが語っている。先週にピッツバーグ・スティーラーズと16対16で引き分けた試合で負傷したゴフについては日ごとの経過観察が行われている。

ゴフは水曜日、報道陣に対して「より機能的な問題だ。痛みはどうでもいい。何とかできる。問題は機能面を完全にすること。どうなるかはこれからだ」と話し、「自分が望む通りの激しさで投げることができて、それで影響がないなら行けるし、そうじゃないなら行けない」と続けた。

ボイルが先発の役割を任されるとすれば、それはキャリアで初めてのことになる。

イースタンケンタッキー大学からドラフト外でNFL入りしたボイルはグリーンベイ・パッカーズで送った過去2シーズンでパスアテンプト4回にとどまっていた。プレシーズンに親指を骨折していたものの、故障者リザーブからの復帰の指定を受け、先週に練習復帰を果たしている。

ライオンズにはQBデビッド・ブラウという選択肢もある。ブラウはルーキーだった2019年に5試合に先発したものの、そのすべてで敗北し、昨シーズンは1試合にしか登場していない。

どのような形であれ、ボイルが攻撃陣で輝きを見せればそれはライオンズにとって歓迎すべき事態だ。ライオンズは試合平均得点(16.7ポイント)でリーグ30位となっている。

ゴフをセンターの後ろに据えた状態でライオンズは0勝8敗1分という状況に置かれ、今のNFLで唯一の未勝利チームとなっている。キャンベルHCはゴフのプレーに懸念を示しつつも、オフェンシブラインのパスプロテクションの問題も指摘。スティーラーズ戦でゴフは114パスヤード、アテンプト平均4.5ヤードに抑えられている。

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